書類選考に落ちる第二新卒者
第二新卒で企業へ応募したものの、なかなか思ったような結果がでない。全て書類選考で落とされてしまうといったことはないでしょうか。このサイトでは、以下の方が対象です。
対象者
- 第二新卒で求人活動中
- 書類選考で落とされる
- 内定が欲しい
- 対策が分らない
- 書類の書き方が分からない
- 今後、どう進めていけば良い?
- 予想外に困っている
ここからは、第二新卒者向けの求人活動で、失敗しないための方法をご紹介していきます。
第二新卒の求人活動とは
人事の採用担当者が第二新卒のどこを評価しているでしょう。以下は、リクナビNEXTが公開している第二新卒者のどこを見ているかをランキング形式で示したものです。
出典元:リクナビNEXT
1位から5位をみると、大きくは、本人の「やる気」と「社会人ビジネスマナー」が備わっている人材かといった点ですよね。特にビジネスマナーは、新卒にはない評価項目です。ですので、ここもしっかりPRしておきたいところです。(会社側は新人研修費といったことを考えなくても良い分、有利な側面もあるんです。)
第二新卒の書類選考で落とされる理由
第二新卒で書類選考がなかなか通過しない多くの原因は、以下のどれかに該当します。
- 企業側の要望に合っていない。
- 自分の方向性が定まっていない。
- 応募する数が足りない。
ここからは、具体例を交えながらご紹介していきますね。
企業の要望に合っていない
企業が求人を募集するのは、何か背景があります。
例えば、
・新人が1人辞めてしまった
・若手の人材が必要
・すぐに仕事が教えられそうな人材が欲しい
・顧客とメールでのやり取りできる人材が欲しい
など・・。
このように募集する場合、企業側に何らかの必要性があって、候補者を選定するのです。だから、募集背景を、知っておくと、伝えるべきことがはっきりしますよ。更に、採用担当より、現場の担当者レベルの情報が入ると、もっと具体性がでますよね。
例えば、顧客とのメールやりとりが多い部署の場合、メールマナーも見ます。ただ、職務経歴書にはメールのスキルなどは記載されていませんよね。そのため、過去の業務内容や顧客との絡みや経歴書の書き方も具体的にチェックしていきます。例えば、
・専門スキルに対して学びたい欲求はあるか?
・返信スピードはどうか?
・文章を整理して書けているか?
・言いたい事がはっきりしているか?
・「てにおは」は出来ているか?
など・・・。
このように、応募書類は、現場レベルでもチェックしています。だから、企業側がどんな背景を知っておくと、職務経歴書等の書き方も変わってきますよね。書き方が変われば、結果も変わります。
自分の方向性が定まっていない
応募書類には、自己PRや、職務経歴などを記載しますよね。何で記載するかというと、自分が希望する会社に貢献できることを伝えるためです。そのためには、将来、自分がどのような仕事をしていきたいのかが伝わるような書き方をしないと、応募書類の意味も薄くなってしまうんです。
例えば、良くあるパターンが、書類の使いまわしです。使いまわしをすると、書くのが楽です。ただ、企業側からすると、他の企業にも言えることなんじゃないの?って見られてしまうんです。特に、抽象的な表現が多い場合は注意です。
抽象的な表現は、入社後にあなたが何を達成したいのか、採用担当者が読んで具体的にイメージ出来ません。だから、自分が目指す方向性に具体性があった方が多少ズレていたとしても理解してくれます。
つまり、相手が私のことを知らない状況で書く、ラブレターと同じです。
応募する数が足りない
応募する数が足りないと、書類選考を通過するまで時間がかかります。なぜなら、求人活動は、別のスキルが必要だからです。このスキルに長けている人は、求人活動が上手く、内定も決まりやすいんです。
上手い人は、企業が求めている人材を具体的にイメージし、更に自分がそれにピッタリ当てはまる企業を探しているんです。
ただ、第二新卒で求人活動のスキルを持っている方は、少数派なはずです。ですので、ある程度の応募数を増やすことで、確率を上げていくしかないんです。それこそ、10社単位くらいでどんどん出していった方が早いでしょう。
もちろん、企業への応募は、企業の絞り込みと同時に書類の書き方も全てコピペではなく、企業研究した上で、具体化に応募書類に盛り込みながら作り込んだ方が良いです。だから、手間が掛かります。ただ、ここを楽してしまうと、結果的に遠回りになってしまいますよ。
なかなか手が回らない場合
企業研究や、自己分析した上で、就活しているけど、なかなか決まらない。時間だけが経過していくといった場合はどうすれば良いでしょう。その場合は、少し活動方法を変えていきましょう。
つまり、求人活動を自分主体で動くのではなく、転職支援サービスも活用するのです。それが、転職エージェントです。このエージェントは、求人活動のプロ集団なので、素人の求人活動とは全く手法も手段も違うんです。
だから、一般的な求人活動で応募する企業数より、ずっと少ない企業数で内定がもらえます。非常にマッチング率が高いんです。
依頼する場合のデメリットは?
転職エージェントに依頼するデメリットは、プロのサービスといえど、基本は人に依存するという点です。
担当者によって、経験が違います。ですので、力量に差が出てしまうこともあるんです。運悪く出来ないエージェントが担当になってしまうと、なかなか進展しない場合もあります。こればかりは、運でしかありません。ですが、対処法はあります。どうすれば良いのか?
1人のエージェントに全てお任せするのではなく、複数のエージェントに分散するのです。(もちろん、良いエージェントの場合は、必要ありません。)つまり、Aというエージェントの他にBというエージェントントサービスも活用します。
そうすると、担当者から企業提案してくれた時に、選びやすくなりますよね。
第二新卒に人気の転職エージェント
ここからは、プロの求人活動サービスも活用したい方向けのサービスです。無料なので、使っておいて損はないですよ。
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以下は、転職活動する方が軸として登録する方の多い鉄板の転職エージェントです。第二新卒の場合は、必ずしも登録の必要はありませんが、比較して見極めたい場合は、相談する価値はありますよ。