参考
ハローワーク 転職エージェント どっち
ハローワークと転職エージェントは、どっちを使えば良いのか?また、その違いは何なの?また、ハロワと転職エージェントで同じ求人だった場合、どちらを選んで応募したら良いのか分からないといったことはないでしょうか。
このサイトでは、以下の方が対象です。
- ハローワークと転職エージェントの違いが分らない
- どっちを優先して使えばよいの?
- 同じ求人だった場合、選ぶのはどっち?
- 給料が高いのはどっち?
- 成功する転職サイトの選び方
- 両方使う場合は?
- 相談の流れは?
ここからは、ハローワークと転職エージェントの使い方、流れや仕組みをご紹介します。
ハローワークと転職エージェント
ハローワークと転職エージェントの違いを知るためには、以下を押さえておくと、具体的にイメージできます。
- 利用者の使い方は?
- 転職エージェントは何を提供しているのか?
- 会社が期待していることは?
ハローワークの仕組み
ハローワークは、求人探しをしている人(利用者)と人材を募集している会社をそのまま結ぶサービスです。以下は、青色が利用者がおこなう流れ、オレンジ色がハローワークが行う流れです。
これを見て分る通り、利用者は、企業を探し、応募したい企業が見付かったら、紹介状を出してもらう流れになってますよね。紹介状は、基本的には多くて数社が一般的です。また、ハローワークは、あくまで中継役です。
利用者は、応募先を絞った上で、その企業がどんな人材を求めているかを把握しておく必要があります。ここの読みが甘いと、結果がでません。
また、企業側は、黒色で記載している通り、ハローワークに無料で掲載することができます。非常にシンプルですよね。
転職エージェントの仕組み
転職エージェントは、ハローワークと異なり、企業探しを全てプロにお任せするサービスです。そのため、利用者が直接、求人を探しをすることはありません。利用者は、エージェントに希望する仕事内容、スキル、給料などの条件を伝えるだけです。
つまり、利用者が提示した働く条件に一致した企業を提案してもらえるのです。言い換えると、企業選定してくれるのです。そのため、エージェントは、普段から多くの企業の担当者と情報のやり取りをしているんです。
企業選定力があると、働きやすい会社を見つけやすくなります。別の言い方をすると、ブラックのような会社は避けて通ることができます。
使い分けはどうする?
ハローワークと転職エージェントの大きな違いは、企業選定を「自分でおこなう」か「プロにお任せ」するかです。以下の表をご覧ください。
作業項目 | ハローワーク | 転職エージェント |
求められているスキル | 利用者が調べる | エ―ジェントが調べる |
労働条件の確認 | 利用者が調べる | エージェントが調べる |
書類選考対策 | 利用者が対策する。 | エージェントがサポートする。 |
面談対策 | 利用者が対策する | エージェントがサポートする。 |
採用担当者との信頼 | 利用者がPRする。 | エージェントが持っている |
つまり、ハローワークでは、企業側が求めている人材把握から書類通過から面談対応まで、一通り調べ上げるスキルが必要になってきます。ある意味、ゼロから作り上げるのがハローワークです。
ただ、その分、会社探しは幅広くできるので、企業選定力や応募スキルに自信のある方向けのサービスとも言えます。
転職エージェントは、企業が求めている人材把握や書類選考、面談対策まで、全て代行してくれます。特に、業務で忙しい方や転職未経験の方に人気のサービスです。以上、まとめると、ハローワークと転職エージェントでは以下のような違いがあります。
ハローワークと転職エージェントの使い分け
状況 | ハローワーク | 転職エージェント |
企業選定力 | 企業を探し出す力がある方 | プロに一任したい方 |
転職の経験 | 転職経験が豊富な方 | 転職未経験、初めてエージェントを使う方 |
時間的余裕 | 時間的に余裕がある方 | 業務が忙しい方、時間が取れない方 |
ハローワークと転職エージェントで同じ求人があった
転職エージェントで提案してもらった求人が、ハローワークでも見つかった場合、どちらで応募した方が得なのか考えたことはありますでしょうか。一見、どちらでも良さそうですが、結構大きな分かれ道になる場合もあります。
例えば、あなたと同じ経歴、スキルが同じ方。これをBさんとしましょう。
あなたとBさんが異なる経由で同時に応募した場合
Bさんはハローワーク。あなたは、転職エージェントで応募したとします。この場合は、Bさんの方が有利になります。なぜなら、企業側からすると、あなたと同じスキルがあるBさんの方が、安く(無料)で採用することが出来るからです。
あなただけが応募した場合
ハローワークで応募するより、転職エージェント経由で応募した方が有利です。もし、ハローワークで応募した場合、書類選考から面接対策まで全て自分で対応しなければなりませんよね。
また、採用担当者は、あなたのことを、知りません。つまり、ゼロから関係を作ってい必要があるわけです。
それに対し、転職エージェントを活用した場合は、事前に採用担当者と情報交換をしています。つまり、ある程度の信頼関係のもと採用試験をおこなうのです。また、的確なアドバイスのもと書類選考、面接対策ができるため、有利に進めることができるんです。
特に、その信頼関係ができていると、とても有利に進められるサービスもあります。それが、書類選考なしで通過できる転職支援サービスです。通常は、書類審査がありますが、なんと、ここを使うとパスできます。かなり人気です。ただし、20代が中心です。
また、30代になると、平日は忙しくて土日しか転職活動できない人もいるでしょう。そんな時に、土日対応の相談窓口となってくれる転職支援サービスもあります。これは、30代以降の方に支持されています。
このようなサービスを自分のスタイルで使い分けていくと、非常に効率的に活動は進みますよ!
結論
結果的にどちらの方が良いかは、応募状況によりますが、同時に応募する確率は、低いはずです。なぜなら、転職エージェントの求人の7割は非公開だからです。ですので、どちらか迷ったら転職エージェントです。
転職サービスを上手に使うには?
転職サ―ビスのハローワークと、転職エージェント。どちらにも共通して言えることは、自分のしたい仕事、経験、今後の目標など将来の自分の進むべき道を決めることです。
そして、企業選定は、プロに任せるのか、それとも自分で探すかによって、転職エージェントを使うのかハローワークを使うのかが決まります。
特に、転職が未経験、または、現在仕事をしながら求人活動をする場合は、あまり企業選定に時間を掛けることのは、時間のロスにつながります。ですので、企業選定はお任せし、余った時間を使って、ハローワークを併用するなど優先順位を決めた方が、効率的です。結果、最短で内定が決まります。
また、働きやすい職場は、実際に採用担当者などから内部事情を知っていないと分からない点もありますよね。そんな社風といった情報も入手できるのは、転職エージェントしかありません。
求人検索しても出てきません。このような見えない情報も含めた情報は、転職後に効いてきます。そんな、働きやすい職場を探すために必要な人気の転職エージェントをご紹介します!