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20代在職中はハローワークと転職サイトのどっちを使うべき?【男女の転職活動のキホン】

更新日:

20代はハローワークと転職サイトのどっちを使う?

就業中の20代の転職活動。

忙しい仕事の合間をぬっての転職活動は、なかなか時間がとれなかったり、自分の思っていたような求人活動ができなかったなどあるでしょう。

ハローワークとは

ハローワークは、厚生労働省が管轄している国の職業紹介事業をおこなう基幹です。そこでは、主に3つのサービスをおこなっています。

1.求人情報の公開
2.失業保険の手続き
3.公共職業訓練

ハローワークで在職中の転職活動は、1の公開された求人情報から仕事を探すことになります。2の失業保険の手続きは、会社を退職し、失業状態の人が対象です。なので、転職で使うことはありません。

また、3の公共職業訓練は、仕事が見つからず職業訓練を受けたい人が受講するものです。地域によっては、面接、筆記、適性検査などに合格しないと受講できません。

ハローワークの利用の流れ

ハローワークを利用する場合は、最初に求職申込書の提出が必要です。この提出をしないと、求人を探しても紹介状が発行されないため、応募できません。

記入例のサンプルです。これは、ハローワークにいくと、サンプルがあるので、それを見ながら記入していきましょう。

ハローワーク求職申込書

ハローワークの手続きの流れ

求人申込書を作成する

ハローワークの窓口に提出する

指摘があれば、加筆修正する

受理されれば、ハローワークカードを受け取る(有効期限は翌々月の末日まで)

仕事探しの前に、どのような企業に応募するか決める

ハローワークの求人検索を利用して条件を入力する

見つかったら、窓口に申し出る

ハローワークから応募会社へ連絡する

紹介状を窓口でもらう

書類選考、面談の開始

退職後の失業保険の受取り手続き

完全に失業した方を対象としたサービスです。(失業保険の受取は、転職する人は関係ありません。

ハローワークでは、退職後の失業保険の受取手続きもおこなえます。手続きは、月曜日~金曜日(休祝日・年末年始を除く)の8時30分~17時15分です。

持参物
失業保険を受給する場合は、審査が必要です。また、失業保険は、自己都合退職の場合、退職後3か月間は基本手当が支給されません。ですので、在職中の転職の方は、まず使う機会はないでしょう。

●雇用保険被保険者離職票(2種類)

●個人番号を確認できるもの。どれか1つ
住民票(個人番号の記載あり)、通知カード、マイナンバーカード

・身元確認用の書類 どれか1種類
運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など

上記がない場合は、以下で異なる2種類(コピー不可)
公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など

●写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚

●印鑑

●本人名義の預金通帳又はキャッシュカード

ハローワークで仕事探し

ハローワークを利用するメリット

ハローワークを利用するメリットは、ハローワークへの通いやすさや求人数の多さではないでしょうか。

失業したら失業給付がもらえる

ハローワークに来る人の中には、仕事を完全に失い、仕事が見つからない人も大勢きます。そんな人のために、失業給付が支給されます。

この支給要件を満たすには、月に2回のハローワークでの求職活動が必須になっています。なので、ハローワークでは失業時の最低限の生活保護的な役割も担っています。

自宅からの距離が近い

ハローワークは、全国に544か所設置されているため、必ずどこか通える場所にある点は大きなメリットでしょう。

また、ハローワークに掲載されている求人は、地元の小さな商店街や家族経営でおこなっているような会社も多く掲載されています。これは、転職求人サイトにはない点です。

地元の会社をくまなく探したいといった場合には、ハローワークはおすすめです。

講習会、セミナーに参加できる

ハローワークでは、講習会やセミナーなど、月に数回実施しています。

例えば、
・求人票の読み方講座
・コミュニケーション上達セミナー
・担当者が求める人材セミナー
・キャリアビジョンの作り方
・面接対策セミナー
・就活マナー講座
・社会人基礎力講座
などがあります。

ハローワークのセミナーや講座は、一般的なものが中心です。なので、求人サイトのような、その応募する会社に特化した書類選考・面談対策とは違います。

ですので、基礎的なものを振り返る点で、ハローワークの講座は役に立つでしょう。

ハローワークのみを利用するデメリット

求人の質がバラバラ

ハローワークは、企業側の広告費をゼロで抑えられるため、どんな会社でも掲載できます。

そのため、大手の企業もあれば、個人経営のような会社までピンキリです。また、採用ニーズや採用基準も会社によって全く違います。

ですので、応募する側で、上手く企業を探していかないと、全く書類選考が通過しない、内定はもらったけど、続けられるか心配な会社に入社してしまったといったことが起こりえます。

ハローワークは、自分に合った企業を見つけたり、採用ニーズを把握することまではしてくれません。あくまで、転職活動は、本人任せです。

なので、企業探しが上手くいかない人は、1年経っても見つからない人も少なくありません。

受かるまで何度もハローワークに足を運ぶ必要がある

ハローワークは、仕事が決まるまで、何度も足を運ばなければなりません。

なぜなら、求人を申込する際、窓口で紹介状を発行してもらう必要があるからです。なので、窓口が開いている時間しか受け付けてもらえないんです。

ハローワークの多くの営業時間は、平日の8:30~17:15です。これは、相手側の会社と連絡を取る関係上、基本的に営業は平日のみです。

ですので、就業中の方は、午前か、午後のどちらかを半休していく方が多いです。ただ、まず1回で内定まで行く確率はほぼないと思っていいでしょう。そうなると、何度も会社を休まなければならないといった問題も起こりえます。

また、紹介状の発行枚数は、多い人で3枚程度(3社)です。ただ、多いほど、いつ、どこで、何時に、試験や手続きをすればいいのか混乱する人もいます。なので、自分で管理しながら調整していく必要があります。

転職サイトのように、スケジュールや事前調整してくれるサービスではないので、注意しましょう。

職員の当たりはずれが大きい

ハローワークを使っている人の口コミの中には、紹介状の発行をお願いしたのに、「相手の会社に条件を満たしていないから無理ですよね」といった確認方法を取って紹介状の発行をしにくい状況にする職員の方もいるようです。

さすがに、紹介状の発行に50人待ちで、3時間経ってからやっと窓口の担当者と話すことができたのに、このような対応をされたら辛いものがあるかもしれません。

もちろん、全ての職員ではないと思いますが、転職活動をする上で貴重な時間が台無しになる可能性もゼロではありません。

求人紹介はしてくれない

ハローワークでは、転職サイトと違い、個別相談にはのってもらえますが、個別に会社を紹介してくれるサービスはありません。

あくまで、ハローワークでやってくれるのは、紹介手続きです。

ですので、求人探しは、あくまで自分でおこなわなければなりません。そのため、求人探しを上手くいかせるためには、企業の採用ニーズをいかに把握できるかで決まります。なんとなく応募している限り、仕事が決まらないといった事が起こります。

ですので、多くの方は、数多く応募することで当たる確率を少しでも上げています。

ハローワークのみを利用するのは失敗のもと

ハローワークは、身近の転職支援サービスです。また、国が支援しているサービスのため、多くの人が訪れます。ただ、ハローワークのみを使った転職活動は、これまで見てきた通り、必ずしもうまくいくとは限りません。

ですので、20代で転職をさせている人は、転職サイトを中心に活動している方が多いです。

リスクを回避するなら転職サイト

転職サイトに掲載されている求人は経営力のある会社が多い

転職サイトに掲載されている企業は、基本的に人材にお金が投資できる企業が中心です。そのため、これから成長期にある会社や、儲かっている会社が掲載されています。

それに対し、ハローワークは、広告掲載費が無料です。そのため、人材へ投資する資金がない、もしくは出せない会社も多く掲載されています。そのため、経営力のない会社に入社してしまうと、将来もらえる給料も当然変わってきます。

なので、転職活動する上では、その会社はこの先も大丈夫なのか、安定した給料がもらえるものなのかも含めて企業を探していきましょう。

ブラック企業を外した転職活動ができる

内定は決まったけど、ブラック企業だった・・・。なんてことになったら、最悪、また転職活動をしなければならなくなります。

そのためには、ブラック企業を回避した転職活動をしていく必要があります。

その回避方法の一つとして、求人掲載に際し、審査が必要な転職サイトの活用があります。このようなサイトを利用すると、過去に入社した実績、直接企業へ訪問し、企業へヒアリングするなど、きめ細かな情報を入手出来る上、内定後も安心です。

実は、一番大事なのは、転職活動そのものではなく、入社後の働きやすさです。

転職活動が長期化しにくい

ハローワークでは、求人を探し出す力によって、転職が長期化する可能性があります。

長期化すると、モチベーションの低下にもなり、転職活動に焦りが出てきます。それでは、自分に合った会社を探すことは出来ませんよね。

それに対し、求人サイトでは、自分の希望条件を伝えれば、適した求人を探し出してきてくれます。つまり、外れる可能性の少ない企業へ応募できるため、内定までの時間も当然短くなります。

転職エージェントを使うメリットとデメリット

転職エージェントを使うメリットとデメリットをまとめると、以下の通りです。無料なので、この時期に使わないと使えなくなってしまいます。なので、本気で転職を成功させてい人は使ってみてくださいね。

転職エージェントを使うメリット

・ブラック企業につかまらない
・仕事探しがスムーズになる。
・優良企業に出会えるチャンスが広がる
・転職活動が長期化しない
・何かあった場合に相談にのってもらえる
・求人探しで苦労する必要がない
・働きやすい職場が見つかりやすくなる
・生活が安定する仕事が見つかる
・転職先が見つからない不安がなくなる

転職エージェントを使うデメリット

・必ず希望の求人が見つかるとは限らない
・担当者のスキルによって差が出る場合がある
・ハローワークより拠点数が少ない

転職エージェントは、ハローワークと同じく無料で使うことができます。特に、成功している人は、以下の転職エージェントも利用しながら、会社探しをしています。

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