参考急に仕事が増えた!【残業で精神的に追い込まれた時にみるサイト】
サービス残業が耐えられない
残業して働いているのに、残業代が出ない・・・。本当にこれは仕事なんだろうか。社内の周りを見渡すと同じくやっているからこれは普通なのか、、でも、もう限界。。
このサイトでは、以下の方が対象です。
対象の方
- とても耐えられない
- サービス残業がある
- 精神的に辛い
- 残業が続いている
- 給料が上がらない
- 周りの人もサービス残業している
- 会社を辞めたい
ここからは、サービス残業をすることのリスク、そして、世界からみた日本のブラックの実態。そして、今後、働きやすい職場へ移りたい方のためのポイントを厳選してご紹介します!
サービス残業は実は危険なリスクが
労働基準法では、1日8時間、1週40時間。これを超えた場合は、割増賃金を支払うことが定められています。これを割増賃金どころか、サービスで働くということですよね。サービス残業は・・。
サービス残業というと、何か残業代だけに注目がいってしまいますが、そんな簡単な問題ではないんです。サービス残業をしてはいけない理由・・・
それは、
という点です。万が一、残業することで、精神的なうつ病や脳卒中、心疾患などの病気にかかったとしましょう。その場合、労災の支給対象になるかは、残業時間も考慮されます。ただ、サービス残業は、記録が残っていないと証明できません。
あまり考えたくないですが、会社からすると、どんなに過酷な時間残業させても会社は言い逃れが出来きてしまいます。サービス残業の実態がないですよね。万が一、見つかったとしても、従業員が自主的にしたと・・・。
サービス残業で一番怖いのは、法律で守れない個人の活動になってしまう点です。ちなにみ、以下は、厚生労働省で公表している精神障害になった方が労災認定された割合です。ここ数年、30%台ですよね。狭き門です。
出典元:厚生労働省 精神障害労災補償状況
もちろん、これは、サービス残業ではなく、残業した記録を残しての認定率です。つまり、サービス残業など記録として残らないような残業をしてしまうと、支給されない可能性が十分にあるということです。最後に責任を取るのは、自分になってしまうんです。
会社に無給で奉仕する残業は、いい表現ではないですが、
と同じです。サービス残業とは言え、万が一の場合も考えて、何等かの方法で、記録は取っておきましょう。退職時に、自己都合ではなく、会社都合に出来る可能性も残されているからです。(特定受給資格者になると、失業手当の日数が増えます。)
日本のブラック企業
サービス残業を強要している会社は、世界のブラック企業の中でもトップクラスでしょう。
ここからは、ブラックの中でも残業時間に焦点を当て、世界の労働時間と比較してみます。特に残業を強いている会社は、世界にどれくらいの割合で存在しているのか?また、日本の長時間労働者は、日本全体なのかそれとも一部なのかを見ていきます。
以下は、日本の長時間労働者の割合(データブック国際比較)です。この表内の赤枠が日本です。左から2005年~2015年の長時間労働者の割合を示しています。
出典元:労働政策研究・研修機構 国際比較
例えば、2015年をみると、日本の長時間残業者の男女の平均は、20.8%ですよね。他国と比較してみると、10%台がほとんどです。つまり、日本は長時間労働者の割合が高い国ってことが分ります。
では、次にこの長時間労働者は、
それとも一部なのか?
見ていきましょう。以下は、1年間の総労働時間の国際比較です。これを見ると、アメリカ、カナダと大差ないことが分りますよね。長時間労働者を含めた総労働時間でみると大差がない。つまり、日本全体が残業体質になっている訳ではないんです。
出典元:労働政策研究・研修機構
以上から、長時間労働者は、日本の中の一部の企業だと分ります。
数字に出てこないブラック企業
世界からみた長時間労働者は、日本では全体の一部ですよね。ただ、この統計にすらのってこない会社があります。それが、サービス残業を強いている会社です。
統計上出てこないため、割合は不明です。ただ、今まで見てきた通り、少なくとも世界から見ると日本は、一部の企業が労働時間を引き上げているんです。つまり、世界的にみても、ブラック環境で残業を強いられている人がいるということです。
更に、その環境をも凌ぐのが「サービス残業」を強いている会社です。言い換えると、世界からみてもブラック中のブラックということです。
◆コラム(固定残業代)
営業でよく使われるのが、固定残業代です。これは、「みなし労働時間」で、固定分(みなした分)の残業代は最低限支払うという意味です。
だから、みなした分より多く残業している場合は、
残業代=固定分+超過した残業代です。
みなした分より少ない残業の場合は、
残業代=固定分⇒固定だから、減らない。
※法律上、労働者は、損しない仕組みが固定残業代なんです。
ブラックな企業は、「残業代を固定する」と雇用主都合が独自に解釈しているわけです。固定分を超過した残業代を支払わないのは、違法なんです。
働きやすい会社を選ぶ3ポイント
転職先情報のアンテナを広げておく
転職は、その季節やタイミングによって見つかる企業が異なります。そのため、普段から自分の希望する会社が募集をかけていないか、知っておく必要があります。
例えば、求人検索で自分で探すだけでなく、希望の求人情報が合った場合に、メール等で届けてもらうサービスや、企業側からスカウトされやすい状況(書類、検索サービス)を持っておくと便利です。
自分の方向性を知っておく
企業探しをする上で欠かせないのは、自分の方向性です。どんな仕事につきたいのか、そしてどうスキルアップしていきたいのかを決めておきたいところです。ここを決めておくと、仕事を学ぶスピードが変わります。
また、その目標が大きければ大きい程、仕事に対する意識も自然に上がってきますよ。ただ、大きくキャリアチェンジしたいといった場合は、方向性も大事ですが、自分の適職も合わせて知っておくと自信を持って進みやすくなります。
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企業風土を知っておく
会社には、残業が常態化している体質の企業があります。出来る限り、そのような会社は避けたいところです。そのためには、募集要項に書かれている情報だけをうのみにするのではなく、企業の内部情報も知っておくと安心です。
そのためには、企業に応募する前に確認したり、知人や企業に知り合いがいる場合は聞いておけると、入社後に焦る必要がなくなります。聞く手段がない場合は、転職エージェントを活用すると、便利です。
特に転職エージェントを活用すると、残業体質かどうかが分るだけでなく、自分の求めている仕事や持っているスキルから、企業を探し出してくれます。これは、働きやすさに大きく影響してくるため、情報だけでもキャッチしておきましょう。
ここからは、数ある求人支援サービスの中でも、人気の転職エージェントを厳選してご紹介します。全て無料ですので、使わないと損ですよ。