参考向いていない仕事は続けるべきか?その判断は。
何をやっても、中途半端・・・。
学生時代は、アルバイト時代もなかなか長続きせず、途中で音信不通に・・。社会人になって仕事をやってからも、なぜか覚えが悪くて何をやっても続かない。部署異動ばかりしていた自分がいました。
ただ、自分の中では、変なプライドが邪魔をしていました。本気になれば、自分は仕事が出来るんだ。今はやる気がおこらないだけ。こんなツマラナイ仕事をする気になれない。ちょっと違う気がする。文句だけは、人一倍でした。
そんな自分も、幾つかの気づきによって、仕事に対する考え方が変わりました。変わったことによって、周りの反応が変わってきました。
それによって、自分の可能性を広げられるようになってきたのです。自分の可能性が広がると、仕事も楽しくなり、収入も増えます。その結果、お金のことで心配することがなくなり、本当にやりたい仕事に集中できるんです。
ここからは、自分が転職をしていく中で、どのように心の変化、働き方に対する考え方が変わっていったかをご紹介します。
大学は卒業したけど・・
僕は、大学4年の時に、就職するか大学院に行くか、非常に迷っていました。大学3年の時に、卒論の研究テーマを決めるにあたって、行こうと思っていた研究室は既に定員をオーバーしていたため、全く人気のない研究室に行くことになったのです。
研究室では、教授と一緒にテーマを決めるのですが、そもそも行くことを考えていなかったので、研究に没頭することは出来なかったのです。そんな調子で卒業時期を迎え、会社に行くのか大学院に残るのか、迷いがありました。
これも、社会人になってやりたいことが見つからない、かといって、大学院に行ってもやる気持ちがない・・。そんな状況の中、自分は、どちらが辛そうか天秤にかけ、大学院に行くことにしました。大学院では、2年間があっという間に過ぎ、仕方なく就職をしました。しかも、親のコネも使いながら・・・。
自信過剰だった自分
社会人になって、同期の中で大学院を出ているのは、自分だけでした。短大卒の人もいて、年齢的にも上の方だったこともあり、変なプライドを持っていたかもしれません。同期とは言え、中々打ち解けることが出来ませんでした。
部署は、会社の中でも花形部門の開発部に配属されました。周りからも期待されていたのか、ちやほやされていました。ただ、仕事にはあまり興味がなく、帰宅後のクラブ活動の方ばかり考えていました。
そんな浮かれた気持ちもあり、どの部署に行っても、全く仕事が身につきませんでした。とは言え、頑張っていなかったわけではありません。残業時間も多く、月に50時間以上働いた時期もありました。残業することが、自分の頑張りだと勘違いしていたのです。
やいたいことが見つからない
入社して、自分のやりたい仕事が見つからず、部署を転々とする中、やってみたいと思った仕事が10年経過したところで見つかりました。ただ、その部門は、人の入れ替わりがなく、部署異動の希望は出してみたものの、願いは叶いませんでした。
結局、新入社員で入った会社は、10年程で退職しました。次の転職先は、希望していた部門に近い仕事です。ただ、転職先は、ベンチャー企業でした。今まで勤務していた数千人規模の会社と全く異なり、狭い人間関係で会社の文化に慣れず、3年程度で退職することになりました。
その次の転職先は、派遣会社でした。当時は、派遣会社もそれ以外の会社もどこも同じと考えていました。派遣会社では、プロジェクト単位で仕事が動くため、短いもので3ヶ月、長いものだと1年以上といろいろありました。
派遣会社では、期間が決まっているものも含め、数多くの経験を積むことができました。その中で、自分の光が少しずつ見えてきました。
転職を続けていくなかで見つけた仕事
転職の回数は多いと、一般的には、悪い印象になるというのが世間一般論ですよね。
でも、僕は転職回数は全く気にする必要はないと考えてます。なぜかというと、多くの仕事をする中で、自分に合った仕事が見つかるからです。つまり、自分の仕事探しに注力を注いだ方が、結果的には良い方向に転がるからです。
特に年齢が30歳を超えて、自分の仕事が見つからない場合は、どんどん転職してでも仕事を見つけるべきです。なぜ、そんなことを言うかというと、年齢が40代、50代になると、一般的には仕事がなくなると言われますよね。でも、自分の仕事を見つけると、その仕事と人がセットになってくるからです。
つまり、顧客は、会社の付き合いではなく、人との付き合いに変わってきます。信頼は、会社から個人へシフトしていきます。私が今の会社から他の会社に転職すると、仕事も一緒についてくるのです。(契約上の縛りがない場合は除く。)そうなると、一番給料が高い会社で仕事をした方が儲かるということが分ります。
会社に縛られない生活へ
会社から仕事を与えられている状況から、自分の仕事が顧客とつながるようになると、自分が会社に縛られずに自由に動くことができます。
仕事にも慣れているため、給料もあがり、定時で仕事を終えて帰ることが普通になります。帰宅後は、別のビジネスだって出来ますよね。こうなると、精神的にも余裕が出来き、お金に困らない生活になってくるんです。
働き方も、自由度が効きますし、仕事に対するモチベーションも上がります。また、サラリーマンで続ける方法だけではなく、個人事業主として働くスタイルもあります。だから、社員として働いているころと違って、給料が3倍くらいに上がってます。もちろん、事務処理は自分で行う必要がありますが。
僕は、こうやって、収入を増やし、自由な生活を手にすることが出来たのです。後から考えると、人脈というのは、作ろうと思って作るものじゃないです。自然と作られるものなんです。なぜかというと、自分に対する信頼感がついてくるからです。言い過ぎかもしれませんが、自分がブランドのようになるんですよね。
一番大事なこと
仕事をする上で、一番大事なこと。
それは、顧客から信頼を得ることです。
相手に好かれることでも、言いなりになることではありません。ビジネスの基本は信頼です。ここを押さえると、面白いように自由が利く世界が見えてきます。そのためには、自分に合った仕事を見つける必要があります。でないと、長くは続きません。
世の中のいう、年齢制限。36歳説、40歳説など。。この本当の意味分かりますか?
年齢制限がある会社を多くみてください。採用力の低い会社が多いことが分ります。つまり、一つの指標・偏った指標でしか判断の基準を持ち合わせていないことが分ります。
これは、プロ野球やアメリカ大リーグの世界に置き換えてみるとわかります。選手の採用判断は、年齢でしょうか、どの球団に所属しているかでしょうか?
そうではないはずです。人で判断しているわけです。人を見るためには、採用力(過去の実績・洞察力などを加味し判断する力)が必要なんです。年齢を指標としている会社は、他に見る指標を持ち合わせていない証でもあるのです。
だから、採用力の低い会社に行っちゃダメなのです。
私達がすべきは、顧客から信頼されるような仕事を見つけること、採用力の高い企業に巡り合うことです。転職をしながら、自分のやりたい仕事を見つけていくことが、遠回りのようで、実は一番最短な方法です。失敗を恐れず、まずは一歩を踏み出しましょう!転職エージェントはその1つです。