書類選考で落とされ続ける・・・。そんな経験はないだろうか。
特にニートはフリーター経験しか書けないことも多い。。とはいえ、書類通過する人も少なくない。
では、ニートで書類通過する人と通過しない人は何が違うのか、私が過去に採用担当としてみた視点からご紹介します。
ニートで書類通過しない人(失敗パターン)
ニートで書類通過しない人は、書き方や内容を変えていきましょう。ここからは、良くある失敗パターンをご紹介します。
応募する企業を間違えている
そもそも、なぜ、書類選考をするのか?
書類選考をするそもそもの理由は、採用枠に多くの応募者がくるからです。なので、全員と面談するわけにはいかないため、ある程度の人数まで絞り込まなければなりません。
そこで、絞り込みに使われるのが、履歴書や職務経歴書です。なので、「履歴書、職務経歴書=他の応募者と比較に使われる」ことを意味します。
1.性格や雰囲気はどうか?
2.ニートの期間や理由
3.企業の求める人物像に近い人か?
といった点で見ます。
なので、応募する企業をどこにするかによって、ニートという理由だけで落とされることもあります。このような企業ばかりに送らないよう、企業探しは大事になってきます。
性格や雰囲気をつかむ
応募書類は、単に、過去の経歴を見るだけではなく、応募者の性格や考え方、雰囲気も読み取る資料です。なので、どう見られているかを知ることで、履歴書等の書き方も変わってくるはずですよ。
履歴書等の筆跡感
面接の前から性格や雰囲気を掴むのは、正直、簡単ではありません。ただ、「文字はその人の人格を表す」という言葉がある通り、多くの履歴書や経歴書をみると、なんとなく雰囲気は掴めるものです。
ちなみに、Yahoo!の履歴書の書き方の意識調査では、約14万件の投票をみると、
手書き:72.2%
PC作成:27.8%
と圧倒的に手書派の方が多いです。
また、手書きの方が時間を掛けている、気持ちがこもって見える点もあります。例えば、文字の書き方ひとつで、以下のような印象をもたれることもあります。
筆跡感 | 印象 |
筆圧が強い人 | 自分の意志をもっている、ハツラツな印象。 |
筆圧が弱い人 | 自分を押すより、協調性を大事にする印象。 |
右肩上がり文字 | 物事に対して積極的に対応してくれそうな印象。 |
右肩下がり文字 | 観察力を持っている印象。 |
文字が大きい人 | 社交的、外交的な印象。 |
文字が小さい人 | 慎重的な印象。 |
もちろん、人によって、印象の受け方は違います。ここで言いたいのは、履歴書は、単に文字を書く場ではなく、印象も変えるということです。
大事なのは、出来る限り、丁寧に書くということです。この丁寧さは、文字となって必ず伝わります。どんな書き方をしていても、下手な字であっても関係ありません。
ただ、何度も書くと、大変なので、ミスのないよう、一度下書きを作ってから清書した方が良いかもしれませんね。
履歴書の書き方でチェックしておきたいこと
・和暦や西暦はどっち?⇒基本、どちらでも大丈夫です。ただ、どちらかに統一しておきましょう。
・株式会社を(株)と略してもいい?⇒株式会社と書いておいた方が安心です。気にする採用担当者もいます。
・誤字脱字、文章の流れ、読みやすさはチェックしておきましょう。
履歴書の写真
特に、履歴書の写真が大きく影響してくるケースは、
1.新卒の応募者
2.ニートなどの既卒者
です。
通常、転職する場合は、過去の経歴、業績を評価するため、履歴書以外の職務経歴書もかなり重視してみます。
ただ、新卒者や既卒のニートは、過去の業績やスキルは、ほぼありません。なので、応募者が多い場合は、学歴も見ますが、一番上の表示されている履歴書の写真は目に止まりやすいのです。
写真でどんな雰囲気の人かな、どんな性格の人なんだろうと、想像しながら、履歴書の具体的な内容を見ていく順序です。
ある番組で、写真館で撮影すると、内定率が高いといったことが評判となって、ボックス型証明写真をやめて写真館で撮る人が増えているという内容がありました。
これも、偶然ではなく、他の採用担当者もやはり見ているということではないでしょうか。一度、自分の写真がどうなっているか、チェックしてみましょう。
1.レンズの奥をみる感覚
2.口角を左右対称に上げる
3.背筋を伸ばして胸をはる
以下は、銀座にある写真館の就活写真の風景です。
出典元:銀座シルキア
ニートの期間や理由
ニートの期間や理由は、面接では必ず質問されます。なので、書類選考で、その理由や志望動機と合わせて、納得できない内容だと、スルーされてしまう可能性があります。
経歴に嘘をつく必要はありません。それよりも、過去を振り返りながら、前向きな姿勢をどう伝えるかを考えていきましょう。
例えば、空白期間、就職活動していた方もいるでしょう。この場合も、それを素直に書くことも必要です。
また、家の事情で就活する時間が多く取れなかったことがあれば、それも正当な理由です。また、就活中に、スキル不足を感じ、そこで資格試験の勉強等に費やしながら会社探しをしていたことも理由になりますよ。
また、空白期間が長いと、履歴書も空白が増えがちですが、それでは、見た目の印象が悪いです。なので、前向きなPRでしっかり埋めていきましょう。
企業の求める人物像に近い人か?
応募書類は、全て完璧なのに、それでも書類選考が取らないといったこともあるかもしれません。
その場合は、応募している企業を間違えている可能性もあります。良くあるパターンは、即戦力やスキルを重視する会社に、未経験だからといって応募してしまうケースです。
このような会社は、未経験も応募対象ですが、全くの未経験ではなく、過去にリーダー経験があって、その経験を別の業界へ未経験で転職する方も対象です。
そのような方と比較されると、どうしてもニートは弱い立場になります。ですので、企業側がどんな人材を募集しているのか、また、どんな応募者が多いのかといった所を知らないまま就活していると、運任せの就職活動になってしまいます。
どうしても分からない場合は、就活エージェントを活用して、応募する企業を定めていきましょう。
ニートが使っている人気の就活エージェント
ニートが就活をする中で、書類選考が通過しない、書類選考は通過しても、面談で落とされるといったことは珍しくありません。そのため、就活エージェントを使っていった方が通過率は上がります。
ここで紹介するサービスは、ハローワークと異なり、ニートの方を積極的に採用している会社が集まった転職支援サービスです。そのため、応募したけれど、落選したといった方が、このサービスを使って内定をもらっている人は少なくありません。
また、求人応募するときに心配なのは、ブラック企業ではないかどうかという点ではないでしょうか。
そこも、このサービスを利用すれば、ブラック企業は排除してくれているため、入社後になって困るようなことはないので安心です。ただ、デメリットは、このサービスを展開しているエージェントは以下とあまり多くない点です。
もし、近場の地域があれば、まずは登録することから初めてみましょう。大きく前進すること間違いなしです!(ハローワークと同じく全て無料です。)
上記とは別に、狙っておくべき就活支援サービスがあります。それが、主に30代の即戦力を中心とした企業が集まっている転職支援サービスです。ここには、大手を含め優良企業が多数集まっています。
ただ、通常は、30代の転職希望者が使うエージェントです。なので、受付てもえない可能性もあります。ただ、中にはニートであっても、若手として採用してくれるケースもあります。
無料で使えるので、諦める必要は全くありません。もし、登録出来れば、更に大きなチャンスが生まれる可能性もあります。登録してみないことには、結果は分かりません。使わないと損ですよ!
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