アトピーで仕事を辞める
アトピーで仕事を辞める。でも、辞めると言い出せない・・。他の人に意見を求めてしまう。知らず知らずの内に、自分ではなく、周りを気にしながら生きる人生を送っていたという経験はないでしょうか。実は、私はそんな経験があります。
アトピーは、皮膚炎の一つです。アトピーになると、生活に支障が出るだけではなく、仕事にも集中できなくなるなど、辛い状況になります。ただ、その逆もあるのです。仕事が合っていない、面白くない、辛い拘束時間の中で我慢して過ごすことから、アトピーを発症することも・・・。
体と心のケア
アトピーは、ストレスや心、気持ちが大きな影響を与えている病気の1つとも言われています。つまり、自分が生活している中で、何かに反応した結果がアトピーだったり、湿疹だったり他の病気だったりするのです。
ちょっと分りにくいので、例で一緒に見ていきましょう。これから、お伝えすることを頭にイメージしてみてくださいね。
スーパーにレモンが沢山積んであります。思い浮かべてください。
では、そのレモンを1つ手に取ってください。手に取ったレモンを、ちょっと固いですが、皮ごとそのまま噛んでください。
どうですか?味は?
口の中に唾液が出てきますよね。
頭の中では、
1.レモンを噛んだイメージ
2.唾液がでる
の流れですよね。
唾液が出てから、レモンをかじるの順ではないわけです。当たり前といえば、当たり前ですが・・・。
1.心の中でイメージする。
2.体に反応が出る。
つまり、心の中で何かを感じた反応として、カラダに現れるのです。その逆、唾液が出てからレモンをイメージするわけではありません。だから、アトピーでの治療は、
1.心をケアする。
2.体をケアする。
の2つは欠かせないのです。
病院に行って、医師から処方される例えば、ステロイドは、今の例でいくと、唾液を強力に押さえるものです。だから、適度に使うのは効果的かもしれませんが、使い続けると、気持ちとカラダの動きが矛盾しているので、他のカラダの部分に影響が出てきます。
それを、副作用といったりします。
病院に行ってもなかなか治らない理由
アトピーになってから、ずっと通院しているのに、何年もかかる。治りが遅いというのは、1つに、原因が分からないからです。
なぜ、アトピーが出ているのか?(唾液が出ているのか?)
医師はをその原因((今の例の場合、レモンを噛んだこと)を知るすべがないんです。ただ、今見えている症状をまずは緩和、治療をしてくれるのが医師です。つまり、アトピーは、体だけ治そうと思っても簡単に治るとは限らないのです。
心を治そう!
心を治すのは、メンタルヘルスケアが必要になりますが、心って、見えません。ただ、心・気持ちの持ち方で体にどんな影響があるのか、実験した研究グループ(アメリカ ハートマス財団)がいます。
以下は、感謝の気持ちを抱いている時の心拍数です。
出典元:HUFFPOST
一定のリズムで動いていることが分りますよね。こちらは、不安な気持ちを抱いている時の心拍数です。
出典元:HUFFPOST
心拍数がリズムを崩し、不安定な状態になっていることが分ります。つまり、心を感謝の気持ちに変えていく、不安ではなく、小さなことでもいいので、感謝する。感謝の気持ちが増えるだけで、体も少しずつ体のリズムが変わってくるのではないでしょうか。
話しが脱線しますが、
海の満ち引きの回数は18回。
人間の呼吸は、1分間に18回。
人間の血液が体を1巡するのは18秒。
18の倍数36は、人間の体温。
36の倍数72は、人間の脈拍数。
72の倍数144は、人間の血圧。人は、18の倍数でリズムを取っているようにも思えます。海と人間の関係、地球と人間の関係、不思議な世界があるのかもしれませんね。
アトピーでも仕事を辞める勇気を
アトピーで仕事を辞めることが言い出せない、逆に引き止められてしまう。という心配は、しなくて大丈夫です。それよりも、大事なことは、自分の心の声を聞いてあげることです。そして、辞めたとしても、不安を抱かないことです。
例えば、自分はだめだめな人間だ、恥ずかしい、情けないといった気持ちは持たないことです。それよりも、ゆっくり休むことで、心を癒してあげてください。
感謝やプラス思考、規則正しい食生活、幸せになる方向だけを見てまっすぐに生きてください。過去の自分が未来を作るのではなく、幸せな未来をつくるために、今がある。
今は、試練かもしれません。そんな気づきを与えてもらったチャンスですよね。また、今の職場、本当に自分に合っていなかった可能性もあります。
職場環境を変えるだけで、大きなチャンスにもなります。そのためには、自分のやりたいこと、生きがいになること、長所など紙に書き出しながら、探していきましょう。きっと、自分の道が見つかるはずです。