正社員でシフト制は、結構きつい
正社員でシフト制となると、かなりキツイんですよ。もちろん、中には、生活リズムが合う人もいますが、それは少数派。むしろ、辛いのが普通です。
ツライと言っている内は、まだ体力もあって、そこそこ働けます。ただ、これが年齢と共に、体調を崩してくるようになってくると、もう働けないって感じになります。
最悪、病院送りですね。ここまで耐えちゃう人は逆にすごいですが。。
シフト制の仕事ってどんな仕事があるかっていうと、例えば、以下の職業があります。
・看護師
・医師
・警備員
・消防士
・介護職
・飲食店
・ホテル・旅館業
・コールセンター
・コンビニ
など。。公共的な仕事から民間の仕事までいろいろあるわけです。若い時やカラダが元気なうちは良いですが、リズムが掴めないまま仕事が続くと厳しさは増してきますね。
シフト制正社員の悩みはコレだけある。。
ここからは、シフト制の仕事って大変なんだってことを取り上げていきますよ。
生活のリズムが取れない
まず、生活リズムですよね。人間って、朝起きて、日光の光を浴びて、日中帯に行動して、食事を食べて、夜に寝るっていうサイクルが出来ています。
このサイクルを自ら壊さなくちゃいけないわけです。例えば、夜勤だと、夕方に朝食を食べて、深夜に昼食を食べて、日が昇るころに帰宅して寝る・・。
散々、子供には、「夜更かししないで早く寝ないと、カラダ壊すよ!」何ていいっておいて、自らは、こんな真逆の生活を送らなくちゃいけない。実践すると、目の下にクマはできるし、全然休まった感じがしないわけで・・。
中には、慣れだよ、慣れ。なんて言う人もいるけど、さすがに年齢が上がると身体的に慣れる人と、慣れない人は分れてきますね。これはどうにもならない話しなわけで、頑張れとか気合で解決できるような問題じゃあなくなってくるんですよね。
休みの日も拘束されているみたい
この間も、遊園地に遊びに行っていたら、携帯に電話が。。「今すぐ来れる?」って言われて。「いやいや来れないでしょ。遠いいし。」さっき、買ったばかりの、熱々のポップコーンがなんとなく味気なく、現実に引き戻されるっていうのかなぁ。
なんか休んでいることに罪悪感を感じてしまうのは、自分だけなのかなぁと思っちゃいますね。
まあ、バイトなら、簡単に断れるかもしれないけど、正社員となると、サラッと断るのも難しいという、精神的に落ち着かないわけで。こういうのを、精神的な拘束っていうんだろうね。
休みの希望が通るとは限らない
特に、ゴールデンウィーク、お盆時期や年末年始なんかは、どうしても休みたい、連休を取りたいってことあるじゃないですか。世間は7連休だ、10連休だって言っている中で、今回は7連勤だって話になると、結構虚しかったりします。
もちろん、そんな仕事だから仕方ないって言えば、仕方ないんですけどね。
だから、休む時は、他のメンバーと上手く調整して、休める時に休む。どうしても外せない時だけ、強い要望を出すってことしかできないんです。
学校行事に参加しずらい
子供が小学校に入ると、必ずPTAで一人一人役割が決められます。朝は集団で学校に行くので、途中まで親が付き添いしなくちゃいけないとか、登校、下校時の横断歩道の旗振りとか。。
また、学校のイベントである運動会、授業参観なんかは、両親が出席しやすいように土日に設定してくれちゃったりするんですよね。こうなると、なかなか行きたくても行けない。
冠婚葬祭とか、友人との会う約束なんかも、やっぱり合わせずらかったりもするんですよね。
シフト制は離職率も高い
シフト制の仕事は、生活のリズムが変わるから、どうしても、カラダがついてこないと、やっぱり続けられないんです。だから、結果的に離職率も高くなるわけです。特に、ホテルや、飲食店関連の仕事の場合は、3年以内の離職率が50%を超えることもあるらしいです。
それだけ、キツイ仕事っていることかもしれないですね~。また、シフト制って、結局、人が足りないと、誰かが穴埋めしなくちゃいけないこともあって、休みもゆっくり休めるわけでもないんですよ。正社員じゃなくて、バイトで集めようと思っても、今はもっと良い条件の仕事があるので、なかなか集まらない。
それが現状なのかもしれませんね。
平日に休めるのはシフト制のメリットってあるの?
そんなシフト制ですが、全てが全てデメリットというわけじゃぁないです。シフト制だからこそ得られるメリットもあります。
通勤ラッシュに合わなくてすむ
朝の通勤ラッシュって、大変ですよね。都内の通勤ラッシュだと、
1位 東京地下鉄(東京メトロ) 東西線
2位 JR東日本 総武線
3位 小田急電鉄
4位 JR東日本 横須賀線
5位 JR東日本 南武線
が混雑していますが、コレはホント人間貨物列車です。物じゃねぇ~ぞって言いたいですが、朝から戦いですね。
シフト制は、そんな時間を避けることが出来るので、メリットですね。
病院、銀行も空いている
シフト制になると、たいてい平日が休みなので、病院や銀行が余裕で行けます。予約も楽々。病院なんかに行くと、本当にお爺ちゃんお婆ちゃんが多いんすよね~。だから、病院なんかにいくと、結構目立つって言えば、目立ちますね。
後は、車の免許更新とか役所などの届け出なんかは、ほとんど並ばずに手続きができます。
旅行は空いているし安い
平日が休みだと、旅行は結構空いてます。しかも、安い。ただ、シフトの場合、連休が取りずらいので、日帰り旅行が多いです。言い方を変えると、お金をあまり使わずに済むといったところでしょうか。
お金を貯めたい人にはいいかもしれません。ただ、共稼ぎの場合は、どっちがが有給休暇を取るなど共通の休みを作る必要はありますね。
転職するなら今でしょ。
シフト制の正社員は、バイトと違い、責任もありなかなか言い逃れできない、半強制的な感じで仕事をすることになってしまうんですよね。
なので、中には、それをいいことに、ブラックな企業も少なくはありません。そんな会社に入ってしまうと、休みはおろか、体調を崩すことだってあるでしょう。そうならないためには、ホワイトな職場に変えてしまいましょう。
もちろん、シフト制が合っている人もいます。例えば、休みが3日に1回入る方が楽という人もいます。そうではない場合は、無理に続ける必要はありません。
今は、求人有効倍率も高く、ホワイトな会社が見つかりやすい状況にあります。もちろん、その多くは、土日休みの一般企業です。ですので、土日にまとめてしっかり休みたい、家族揃って気兼ねなく休みたいといった場合は、職場を変えちゃいましょう。
転職するならどこで探す?
次の職場を探す時に注意しなければならない点は、間違えてもブラックな企業に入社しないことです。
なので、しっかり相談にのってくれる、企業側の情報を把握している相談サービスを活用していきましょう。これを使えば、給料の交渉、勤務条件の交渉、職場の環境、会社の雰囲気など、求人サイトでは知れないような情報を得ることができます。
もちろん、求人サイトからの一般応募と異なり、公開されていない仕事やより待遇の良い仕事に巡り合う確率も高まります。ぜひ、使っていきましょうね!