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新卒で数ヶ月で転職する!【皆の退職理由と再就職へ向けた5ステップ】

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新卒者の離職事情

新卒での転職事情。以下は、厚生労働省で公表している離職している人の割合です。

中卒の場合は、1年以内に約半数近い人が転職しています。大卒の場合は、10%強です。ただ、それでも3年以内には3人に1人は転職をしていることが分ります。

新卒での離職は、中卒が多いですが、企業を探す場合、大卒と比較すると、求人に関する情報量が不足している中で就活をしなければならないので、どうしても高い数値になってしまうかもしれません。

全体的に言えることは、今働いている人も、遅かれ早かれ3年以内には、転職していることが分ります。

1年以内および3年以内の離職率

学歴 1年以内 3年以内
中学 45.4% 67.8%
高校 19.5% 40.8%
短大 18.3% 41.3%
大学 12.3% 32.2%

出典元:厚生労働省 新規学卒者の離職状況(平成26年)

新卒数ヶ月で退職した人の理由とは?

以下は、転職者口コミサイトの転職会議のデータを元に、グラフ化したものです。

これを見ると、多くの方は、給料よりも、残業時間が多いといった働き方や組織の風土、体制に不満があることが分ります。

なぜ、働き方に不満が出るのか?

特に、多かったのが、残業時間です。この座員業時間の多い企業の多くは、残業体質の風土があります。季節によらず、36協定ギリギリのラインで残業をさせたり、更に特別条項を使って残業時間無制限に近い状態の会社もあります。

ただ、会社側からすると、大きなメリットがあります。それは、人数を増員するより、コストを安く上げる残業費でカバーした方がコスト削減につながるからです。

安い賃金で、長時間働いてもらう方が、経営的に良いわけです。

これが、

・ヨーロッパの場合は、残業時間に法的な罰則がある。
・アメリカであれば、残業は日本の深夜残業代レベルの高額な費用が掛かる。

などのため、企業側は、残業時間を制限せざるを得ません。

それに対し、日本の場合は、労働基準法はあっても、例外が多いため、罰則があるようで、実際には機能していないのに等しいのです。企業は、当然、そこは上手く利用します。

なので、企業の取り組む姿勢(従業員をどう扱うのか、考え方)で、働きやすさが変わってきます。つまり、働きやすさを重視するのか、会社のコスト削減を優先するのかによって、社内の風土や方向性が変わるのです。

新卒の退職理由の分析

企業はどこも同じように思うかもしれませんが、働きやすさは、会社の雰囲気、風土によって大きく変わります。ただ、そのような企業は、離職率が低いため、上手に情報をキャッチしないと求人が見つかりません。

新卒で数ヶ月で辞めることへの不安

数ヶ月で会社を辞めたらどこも採用されないのでは?

3ヶ月や4ヶ月で会社を辞めてしまった場合、最初に心配になるのが、仕事が見つかるのか、採用されるのかといった不安ではないでしょうか。

新卒で入った会社を数ヶ月で辞めた場合
新卒で入った会社を数ヶ月で辞めた場合、次の仕事探しにおいて ネックになりますか?因みに理由は 己の実力不足などが原因です。
知恵袋

この場合も、仕事が見つかるか心配していますよね。

多くの場合、この質問に対しては、採用はしない、実力不足は最初からあるわけではないと思います。確かに、新卒で入社したばかりなのに、辞めたら困りますし、次に行く会社でも同じように思われます。

ただ、会社によっては、OJTがない、または仕組みのない会社もあります。昔ながらの根性や精神論で突き進むケースです。新人なので、当然、実力はないのは当たりまえです。

ただ、自分から実力不足とまで言わせられる程、追い込まれているなら、教育体制を含めて疑わざるをえません。ちなみに、新卒であれば、数ヶ月であろうと、採用してくれる企業は選ぶ程、あります。

ただ、転職活動のやり方次第で変わってくるかもしれません。

退職することで同期との関係がギクシャクする

新卒で数ヶ月で辞めてしまうと、やはり、同じく入社した同期も不安を感じるはずです。同じ仲間が辞めるということは、少なくとも、何か思うことはあるはずです。

仲間から抜けるということは、良い思いをしないこともあるでしょう。

転職してもどこも同じなのでは?

転職しても結局のところ、どこも同じなのかという不安もあるかもしれません。確かに、働くという意味では、どこも同じでしょう。もしかしたら、残業時間が長くて辞めたら、もっと残業時間の多い会社に入るとも限りません。

なので、転職すれば変わると勘違いすると大変です。

転職する場合は、今後、どんな企業に入社したいのか?残業が少ない会社なのか、離職率が低く、自分のやりたい企業へ入社したいのかなど、優先順位を決め、予め企業のリサーチは必要です。

退職するといったら3年は我慢しろと言われた

石の上にも3年という言葉があります。冷たい石の上にも3年も座り続けていれば、温まってくる。我慢強く辛抱すれば、必ず成功するという例えです。

ただ、現実は、必ずしもこのような結果になりません。
多くの場合は、もう3年も仕事をしているのに、なぜ、仕事が出来なのか?今頃になって辞めるなんて遅すぎる。。

3年後を待ち受けているのは、必ずしも成功ばかりではないという点です。

辞めるなら、早い方がいい。そのためには、自分の方向性をしっかり定めてから転職する。転職経験者の僕はそう思います。

数ヶ月で退職なんて甘えている

数ヶ月で退職するのは、甘えている。これは、会社の上司であれば、そう言うでしょう。僕も言います。

ただ、これを言うのは、上司の目標としていること、そして部下の目標としている方向性が一致している場合です。仕事は、ゴールがあって、そこを達成するために、問題をクリアしたり悩んだりするわけです。

そのゴールを途中で諦めるなという意味で、「甘えるな」と言います。

でも、本当は、今の会社に自分の進むべき道はない、将来の方向性が見えないといった場合は、これは、「甘えでありません。」

なぜなら、ゴールがそれぞれ違うからです。大事なのは、自分の進むべき方向性を決めることですよ。

新卒数ヶ月で退職しても転職はできる

新卒数ヶ月であれば、退職しても転職は十分可能です。

日本には、第二新卒という言葉もある程、特に新卒の退職者は、優遇されている世の中です。もちろん、ぶっちゃけ数ヶ月の退職だろうが、数週間での退職であろうが、転職先は見つかるものです。

なぜなら、日本には、新卒採用というものがありますよね。学校を卒業したら、新卒です。新卒は、会社で仕事を経験してませんよね。全員、未経験から入社するわけです。

じゃあ、未経験者は、どこで社会人としてのビジネスマナーや技術教育を受けるの?といったら、会社に入社てからですよね。

つまり、会社は、教育の場でもあるわけです。OJTがその例でしょう。

この教育の場である会社は、何歳くらいまで対応しているのか?その多くは、20代までです。まさに、第二新卒というのは、ここに入ってくるわけです。

日本は、海外と違って、学歴社会です。だから、学校に行っている間は、会社勤めはしません。学校を卒業する段階になって、一斉にどこかの会社に散らばるわけですよ。

会社って何をするところなのか?自分がどんなことに向いているのかなんて、最初からドンピシャでマッチする人なんていないわけです。

企業も、実はその辺のことは、承知しているはずです。特に、採用する側は。自分の方向性を決めるために、転職するのはありだということを・・。

海外では、日本と異なり、高校くらいから社会に出て、仕事を覚えていきます。だから、自分の将来の仕事や方向性は、この時期に決めていっているわけです。

日本では、20代がその時期に該当するわけです。

転職して感じたこと体験談まとめ

新卒1ヶ月で辞めた方の口コミの要点

入社3週間で辞めることを考えた。
・仕事が見つかるか不安だった。
・ネガティブな気持ちでの転職だった。多くの人も実はネガティブな思いをバネに次の職場で頑張っていることを知った。
自己分析、適性検査を転職活動を通してやれたのが良かった。
・後になれば、退職は早いも遅いもあまり関係ない

新卒2ヶ月で辞めた方の口コミの要点

・転職活動を始めたらすぐに社長面談には驚いた
・最低限3年は働くつもりでいて欲しいと言われた。
・周りの人のスキルが高く自分も励みになる。
・フレックスで通勤ラッシュがなくなった。
・仕事は忙しいが、新しいことへのチャレンジは楽しい。

新卒3ヶ月で辞めた方の口コミの要点

・最初はどこも採用してくれないのではと思った。
・自分を振り返ることで、仕事への向き合い方が変わった。
プライドは捨てたのが、返って良かった。
・自分の目標、仕事を見つけることができた。
・3ヶ月での退職は、初め家族からも止められた

新卒4ヶ月で辞めた方の口コミの要点

残業時間が減ったのが良かった。
・ストレスに感じていた前職も、今では気持ちもラクになった。
・精神的に安定したのか、仕事への意欲も増した。
早めに転職ができて良かった。

新卒早期退職での再就職の体験談まとめ

新卒の早期退職で再就職をすることは、確かに周りからの世間の目もあり、簡単ではありません。

ただ、転職理由として、ポジティブ・ネガティブに関わらず、その思いをバネに次の職場に活かしていっている方が多いように感じました。

また、転職してみて初めて分ること、自分の方向性を知ることなどは、今まで考えることがなかった方も、動いて初めて体験できたといった口コミもありました。

自分の可能性、チャンスを広げるなら、転職の選択肢は悪くはありません。

新卒数ヶ月で転職!その活動5ステップ

新卒数ヶ月で転職する場合は、すぐに辞めても仕事が見つかるよう、どこで求人探しをするかも大事になってきます。

例えば、勤めた期間に関わらず、20代であれば積極採用してくれる企業が集まっている転職支援サービスを活用すべきでしょう。

ここを間違えて、即戦力中心の転職支援サイトを使ってしまうと、新卒で数ヶ月という短い期間での退職がデメリットになってしまいます。

1.20代を積極採用する転職支援サービスを利用

数ヶ月という短期での転職活動は、適当にどのサイトを使っても同じという感覚で活動してしまうと、書類選考で落とされます。

なので、どこに釣り糸を垂らせば良いのか、ポイントは外さないようにしなければなりません。

2.登録後に、電話かメールで担当者から連絡

転職支援サービスに登録すると、専任の担当者から電話またはメールで連絡がきます。ここで、相談日を決めます。

※先ほどの転職支援サービスは、対象地域が限られています。その場合は、全国対応している以下に登録しておきましょう。電話相談も受け付けてくれます。もちろん、上記に合わせ、こちらへの登録もありです。より良い条件を狙うなら。

>>全国対応の転職支援サービス。

3.相談後、企業紹介と応募書類の作成

担当者へ、自分の希望条件(給料、残業、勤務地、福利厚生など)を伝えます。それをヒアリングした担当者は、おすすめの企業を探し出してくれます。

希望の企業であれば、書類選考対策をしてくれます。(履歴書等)

4.企業への応募、面談

企業への応募は、担当者が代行で送付してくれます。また、書類通過しなかった場合、面談で落ちた場合は、原因をフィードバックしてくれるため、より対策が打ちやすくなります。

5.退職準備と入社日程

内定が決まったら、退職の準備を進めます。担当者は、転職先となる企業との間で、入社日等の調整までやってくれます。なので、自分は、退職手続きだけに集中できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。新卒で数ヶ月で転職は、早いわけでも遅いわけでもありません。転職は、ポイントさえ外さなければ、必ずできます。どちらかというと、今後のキャリアを作る意味で、しっかりとイメージしながら作っていきましょう。

今の気持ちをバネに次の仕事で頑張っていく。自分の仕事を見つけることは、生きがいにもつながります。前を向いて歩いていってください。

ご活躍をお祈りしています。

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