機械設計の仕事を辞めたい!30代エンジニアの理由とは?
機械設計の仕事を辞める理由として特に多い理由を収集してみました。
転職したいと考えている方は、参考にしてみてください。
設計の優先度の見極めが困難
新製品の開発と同時に、顧客からのクレーム処理、機能修正があった場合、本来であればクレーム処理を優先しておこないます。
ただ、クレーム処理をおこなっている間は新製品の審査日は待ってくれません。
遅れれば、叱責され、上司からのフォローもなく、厳しい時間の中で間に合わせなければならないという苦しい状態になります。
開発設計の遅れに対する厳しい精神ストレス状態
市場に出す製品は、営業からの依頼から始まります。
営業の要望は、開発の要望を把握せずにおこなわず先行して進めてしまうこともあります。
そうなると、引き渡しまでのスケジュールが過密なまま、設計期間も十分に取れずに見切り発車してしまいます。
毎回、進捗会議では、上手くいくはずもなく、遅れれば叱責され、ミスや失敗をすると罵倒されるなど、精神的なストレスがかかります。
残業時間の削減どころか設計の仕事は終わらない
残業時間が増えると、なぜ残業が増えるのか原因追及され、原因があたかも自分の業務内容にあるかのようになります。
残業の削減は、次第に建前となり、実態のかけはなれた管理体制から抜け出ることができません。
毎回同じ仕事をさせられる、設計なのに進歩のない技術
機械設計の技術者として成長するためには、毎回同じような設計では技量が伸びません。
また、そのような案件しか営業が取れない、上層部の理解がないと、会社・個人としての成長も止まってしまいます。
機械設計の部門内の人間関係の亀裂が破綻
設計部門は、他の品質、購買、生産技術、製造などの部門とも連携が必要です。
当然、他部門からのクレームや調整もあるため、精神的に強いメンタル面を持っていないと続けることが厳しくなります。
30代 機械設計者が辞めたくなる仕事・働きやすい仕事環境
機械設計者にとって、職場の働きやすさは、自分の成長にも大きく関わってきます。なぜなら、成長は周りの環境に左右されるからです。働きやすい職場は、会社全体がある程度、仕組み化されています。言い方を変えると、仕事が整理されているのです。だから、設計業務に集中できますし、スキルアップにもつながっていくのです。
・適切な作業時間。
・能力に合った目標・課題。
・時間を確保したスケジュール。
・進捗状況が共有されている。
・作業指示が明確。
・専用工具が厳選されている。
・設計知識をサポートする仕組み。
・作業工数の見積のずれが少ない。
・チーム内の雰囲気が明かるい。
・作業に集中しやすい環境。
・力量を超えた仕事内容。
・スムーズに進められる。
・長時間作業。
・上司から厳しい目標に迫られる。
・時間の制約が厳しい。
・進捗状況が見えない。
・作業指示があいまい。
・専用工具が多すぎる。
・設計作業に不安が残る。
・作業工数の見積が甘い。
・チーム内の雰囲気が悪い。
・作業に集中できない。
・力量にあった仕事内容。
・中断、やり直し多い。
働きやすい職場と、働きにくい職場では、仕事の進め方だけではありません。実は、心理的な面も変わってきます。例えば、仕事への気持ちやモチベーション面も全く違うんですよね。この気持ち面で変わるだけも成長しやすくなります。また、人間関係も変わってくるんですよね。
逆に、どんなに優秀な能力を持っていたとしても、周りが忙しくて放置させられたり、仕事のスピードや失敗のミスばかり突っついてくる職場では、なかなか伸びません。個人によって変わりますが。ただ、組織としてうまく機能している会社は、上司や先輩もフォローや仕事の進め方も上手いです。組織全体で学ぶ仕組みになっています。
こういった職場で働くと、今同じ技術を持っていたとしても、2年後、3年後に差がついてきます。スキルを上げようと思わなくても、職場に慣れることがスキルアップに繋がるんですよね。また、そのような態勢を持っている会社は、自然にコミュニケーションも増えます。
人をどう育てるかは、会社によって決まります。有名な企業、年収が高い企業がいいとは限りません。私の友人も、部品設計の会社に勤めていましたが、働きやすい職場に変えました。最初に勤めていた頃と違い、全体設計までも出来るようになり、今では独立しています。これも、経験の積み方次第で、人は成長出来るのではないでしょうか。
転職した方が良い人悪い人
転職をした方が良いか、悪いかの判断は、今後、自分がどうなりたいのか、どう変えていきたいのかによって変わってきます。
一番まずいのは、何も行動しないことです。辛いままで仕事を続け、自分の中で目標も夢もない中で仕事を続けていくとどうなるか?
気づいた時には、年齢的にもあがり、会社に居て給料をもらうことが目標になっていたなんてことになっていたら・・・。もう、こうなると、どこかで会社からは必要のない人間と言われてしまうかもしれません。
今、日本は少子化が進んでいて、労働人口は確実に減少していきます。労働人口が減っていくと、自然に日本全体の生産性は落ちていきます。そうならないために、今、国では、働き方改革で1人当たりの労働生産性を上げようと動いてます。つまり、これから、5年、10年先は、各個人のスキルが今まで以上に重視される時代へ移っていきます。
その中で、自分を活かす道を持っていないとどうなるか?今後、自分の社会的な立場、存在意義が薄れていきます。
そうならないためにも、転職した方が良い人は、今の仕事にしっくりこない方です。もちろん、今と同じ業界に転職するだけが全てではありません。他にも、業界は異なってもあなたを必要とする会社は、探せばみつかります。そのような広い視野で自分の可能性を広げるチャンスが転職活動にはあります。
もちろん、最終的に転職するかしないかは、内定が決まった後に考えてもいいですよね。働きやすさや給料など、比較して条件の良い方を取ればいいんです。
機械設計の仕事から他の仕事に移りたい方
求人探しをする上で欠かせないのは、自分に合った職場を探すことです。とは言え、職場探しって、そんな簡単じゃありません。なぜなら、どこも同じようにしか見えないからです。例えば、スマホで求人検索すると、indeedやDODA、ハローワークなどが出てきます。これで、1つ1つチェックしていくと、いつまで経っても終わりませんよね。しかも、毎日、数百件単位で新着の求人で出てきます。
これは、目隠しした状態で、求人を探しているのと変わらないですよね。また、リンク先の求人の多くは、企業の採用ホームページですよね。企業サイトの多くは、基本的に応募要件しか書かれていません。また、掲載されている情報も、一般的なものです。
この状態で、企業へ応募すると、ほぼ書類通過しません。これを何社も繰り返していると、自信がなくなるばかりか、転職活動が時間のムダになってしまうんです。特に、普段仕事をしている中での活動となると、あまり多くの時間は取ってられないですよね。また、休日はゆっくり休みたいのが本心ではないでしょうか。
ですので、転職活動は、出来る限り、効率的に、時間を極力減らした方が、無理のない活動ができます。では、そんな方法があるのか?ですが、1つあります。それが、求人活動を自分全てでおこなうのではなく、専門の人に代行してもらう方法です。実は、この方法は、自分で探すより、ずっと高い確率で、あなたに合った職場を探し出してきてくれます。
なぜ、そのようなことが出来るには、理由があります。私達、転職活動のキホンは、情報収集ですよね。ネットや雑誌、電車の広告やハローワークなどで探すことが多いです。でも、これらの情報は、2次、3次情報なんですよね。でも、専門の人は、企業担当者から直接聞いてきます。どんな人材を求めているのかを・・・。
だから、マッチング率が高いんです。だから、やるべきことは、専門の人に経歴を提示し、要望を伝えるだけです。それだけで、企業からヒアリングした結果と突き合わせて、応募すべき求人を探し出してくれるのです。全て無料なので、使わない手はありません。この専門の人を転職エージェントといいます。
ここからは、設計だけでなく、あなたの適性を踏まえ、自分の道を活かすために必要た情報を提供してくれる転職エージェントを厳選してご紹介します!