参考 向いてない仕事は続けるべきか?【判断はコレで決める!3年後に大きな差がつく考え方】
管理職に向いていない
管理職に就いたけれど、仕事についていけない、管理職に向いていないと感じたことはないでしょうか。
特に、年齢と共に昇進し、中間管理職の立場になると、上司・部下との関係など、人間関係も複雑化してきます。メンバーの役割を決めたり、目標達成の管理、教育、利益の追求など責任が多くのしかかる職務ですよね。
管理職の立場になると、今までプロジェクトの一員だった場合と比べて、仕事の裁量も大きくなってきます。また、責任も求められるため、精神的に追い込まれても逃げ場がなく、しまいにはカラダを壊してしまうケースが多々あるのも管理職です。また最近、管理職で多いのがうつ病などの精神疾患です。
管理職はキツイ
管理職になると、そのチーム・課・部を取りまとめる立場になってきます。つまり、単に仕事をすれば良いというだけではなく、社員の方向性もコントロールしながら、業務を進めていかなければなりません。
そのためには、会社の考え、チームの現状、そして今後のありかたといった組織マネージメントが求められてくるのです。当然、チームをまとめる以上、結果と責任が求められるのが管理職です。
ですので、今まで通りの仕事とは全くやり方も業務内容も変わってくるのが管理職という立場です。
上司にいいように使われる
管理職になると、今度は、上司からのプレッシャーも変わってきます。組織の一員としてではなく、責任者として見られるため、求められるスキル・責任も変わってくるのです。
ですので、結果的に、上司からの指示がダイレクトに伝えられるため、責任をもって達成することも求められます。
つまり、結果重視になるため、上司は厳しく当たってくることもあるでしょう。そして、使われるように使われてしまうこともあります。
部下からのプレッシャー
管理職になると、組織をまとめるといった役割も求められます。ただ、組織をまとめるポジションに慣れていない場合、部下は、不満を持ち、上司をなめる人間も出てきます。
こういった人間がいると、組織が乱れ、余計にまとめずらくなってきます。本来、チームをまとめるべきところが、全くバラバラになってしまうと、上司の立場もなくなってきます。
逆に、優秀な部下から指摘されるようなことになってくると、信頼も揺らいでくるため、余計にコントロールが出来なくなってきます。
上司と部下の板挟み
上司からの指示と、部下への指示。そして部下の教育も含め、仕事といっても上手くやらないと自分の仕事をやる時間すら取れなくなることもあるのが管理職です。
つまり、組織の中で個人でやってきたスキルの応用が全く効かないのが管理職ともいえます。ですので、向いていない人が管理職をやってしまうと、今まで個人で出していたパフォーマスが落ちる所か、組織としても結果がでなくなってきます。
これは、向き不向きの問題なので、自分の仕事のスタイルがどっちに向いているのか考えておく必要があります。特に、名ばかりの管理職で責任だけが重くのしかかり、プレッシャーだけが増えるようなポジションは避けるべきでしょう。
辞めたいけど、辞められない
「辞めたいけど、管理職という立場上、会社にも迷惑がかかるし、どうしても辞めるわけにはいかない。。でも、本当は辞めたい。続けるしか道は残されていない。」
ともし、自分を追い込んでいることがあるなら、もしかしたら、その職場に完全に同調している可能性があります。完全に染まってしまっているということです。もちろん、責任は重要ですが、転職は個人の自由です。
増える精神疾患患者
以下は、厚生労働省が発表している精神疾患の内訳です。毎年、青色の不安障害や紫色のうつ病患者が増えていることが分ります。
ただ、このグラフに掲載されている人は、患者です。つまり、医師の診察をすでに受けている人の数です。特に、うつ病患者は伸びています。また、うつ病に気づいていない人やうつ病予備軍の方は、数倍以上はいると言われています。管理職という立場は、中間管理職といった上司、部下の間に挟まれている形のため、ストレスのかかり方が大きい役職です。
また、管理職は責任問題もあり、そう簡単には辞められないと思いこんでしまいます。ただ、転職は十分可能です。それよりも、精神面で常に追い込まれている状況は避けなければなりません。仕事より、カラダの方が大事ですので、転職して一度リセットしましょう!
管理職になって転職するには?
管理職を辞めて、管理職ではない地位の仕事を探そうとなると、心配になるのが、
・管理職以外の仕事は見つかるんだろうか?
・技術レベルは大丈夫だろうか?
・仕事は本当にあるんだろうか?
・給料はどれくらい下がるのか?
・年齢的にも少し厳しいのでは?
など感じるのではないでしょうか。ここからは、転職するにあたっての転職ステップをご紹介します。
転職の相談相手をもつ
管理職となると、プロジェクトが動いている中で辞めるケースが多いことでしょう。仕事の忙しさもあり、転職活動も同時に進めるとなると、時間も転職先を探す時間も十分取れないこともあるのではないでしょうか。
そうなると、転職活動に十分な時間がさけません。なので、次の職場の情報把握が不十分になりがちになります。その結果、転職後、想定と異なった職場だったという事態になりかねないのです。なので、就業中の転職活動は、出来る限り時間の効率化を考えて活動したいところです。
そこで、おすすめなのが、自分の負荷を分散できる転職エージェントの活用です。特に、平日は忙しくて、転職活動ができないといった場合は、相談すれば土日調整が可能な転職エージェントもあります。このようなエージェントも使って損はないはずですよ。
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部下からすると不安になりますし、上司からすると、無責任な人間と思われる可能性があります。ただ、自分が管理職に向いていないことが分った時点で続けることにより、自分自身の健康リスク、仕事に対するリスクを先延ばしになるのであれば、ずっと良い選択です。
特に、自己責任感が強いとどうしても、自分を責めたくなる人が多いですが、自分を守ることもそれ以上に大事です。自分だけで、転職活動をすると、上手く進まない場合があります。ですので、転職を数多く成功させている転職エージェントと連絡が取れるようにしておきましょう。
間口を狭めない転職活動
管理職になって、転職活動となると、今までの経験や実績、自分の経歴を生かした仕事を探しがちです。例えば、この業界のこの業種など、過去に自分がおこなってきた経験だけしか見ないと、可能性を狭めてしまいます。
ですので、応募する場合は、応募する媒体(求人サイト)も多く準備し、転職エージェントも複数社使っていきましょう。たまに、求人サイトは3サイト程度で、転職エージェントは、2社程度しか使っていない方もいますが、少ないです。10社以上を使いまわす人も珍しくありません。
限られた時間の中からしか探しだすためには、出来る限り情報源は絞り込まないような転職活動が望ましいです。
転職のメンタル面の工夫
転職すると決め、実際に転職活動をするとなると、やはりすぐには転職先が決まらない可能性もあります。30代ならまだしも、40代以降となると、まだまだ簡単には転職先が見つからないというケースも多いです。
ですので、転職活動をする場合は、採用試験の間、複数面接を受け、落ちることを念頭に数多くの面接を受ける必要があります。受けた結果、不採用となった時に、気持ちが落ち込む場合がでてきます。
ですので、40代以降の場合は、数を受ける必要があるため、一喜一憂するのは、時間のムダになります。ですので、そのような気持ちのムダを失くすために必要な工夫がスケジュールを立てた方が得策です。
いつ、どの企業に書類を送付し、面接はいつ頃なのか?月に何件書類を提出するのかなど、着実に数をこなしていけるような体制が必要です。そのためには、スケジュールを立て面接の結果で一喜一憂するのではなく、数をこなしていくことを目標にすると、ゴールが自然に近くなってきます。
以下は、転職活動の間口を広げる候補として活用したいところです。